2025年6月8日に自民党の森山幹事長が徳島市の会合で、消費税減税について
「新たな財源がない現状では極めて慎重であるべきだ」との考えを示し
早期の実施に否定的な姿勢を明言。
赤字国債の発行による財源法案の成立が困難になるとして、支持を訴えました。
この記事では、「消費税減税はいつになるのか?」
という点について、詳しく解説していきます。
消費税減税の概要
・消費税減税に対する慎重姿勢
2025年6月8日、徳島市での自民党県連大会での発言
自民党の森山幹事長が消費税減税に対して
「慎重の上にも慎重であるべき」と強い懸念を示しました。
その理由は「お金がない」から。
1.森山氏は、消費税をゼロにするとか、5%に引き下げると言っている政党に対して「その分の財源どうするの?」と疑問を投げかけました。恒久的な財源の説明がない中では、安易に減税できないというわけです。
②赤字国債に頼るのは危険
「今は金利がある時代になっている」として、赤字国債に頼るやり方にも警鐘を鳴らしました。
借金でまかなってばかりいると、日本国債の信用が下がるリスクもある、とのこと。
③参院選の行方がカギ
森山氏は、現在の政権運営は「参院で過半数を持っているからなんとかできる」と説明。今度の参院選でその過半数を失えば「本当に大変なことになる」と、危機感をあらわにしました。
消費税減税はいつになる?
消費税減税は本当に実現するの?
という疑問に対して、今の状況を冷静に分析すると、
結論から言って、すごく難しそうです。
2025年度
➡与党が勝った場合
正直、減税の可能性はかなり低いです。
森山幹事長が言っているように、「新しい財源がない」という理由で、自民党はかなり慎重な姿勢をとっています。
このまま行けば、今の10%のまま続く可能性が高いでしょう。
➡野党が勢いづいて連立を組んだ場合
ちょっとだけ希望あり。
・立憲民主党→食料品の消費税を1年間ゼロに
・国民民主党→消費税を一律5%に…なんて案も出ています。
でも実際に減税するとなると、連立の組み合わせや
お金の出どころはの問題など、ハードルはかなり高めです。
減税が進まない現実的な壁とは?
1.財源がない!
例えば消費税を1%下げるだけで、約2.6兆も税収が減る。
そのお金、どこから持ってくるの?って話です。
下手に国債で穴埋めすると、イギリスで起きた「トラスショック」みたいに、市場の信頼を失うリスクも!
2.消費税は社会保障の柱
実は、年金や医療などの社会保障は支えるために、消費税はかなり重要な財源になっています。だから財務省も簡単には「いいよ~減らしてー」とは言わないはず。
3.国際的な事情も絡む
今は金利も上がってきてるし、借金頼りの政策は海外からの信用を落とすリスク大!
「日本、大丈夫?」って思われかねないんです。
まとめ
今回は、消費税減税はいつになるのか?について詳しく解説しました。
調べによると、消費税減税が実現するかどうかは
2025年の参院選の結果次第ではありますがたとえ野党が勝っても
現実的には「大幅な恒久的減税」はかなり難しいと言わざるを得ません。
5%への大幅引き下げや消費税ゼロ
なんて話は今の日本の財政状況では、正直まだまだ夢物語かもしれません。
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