2025年6月10日、日本大学の元教授で重量挙部の
元監督・難波謙二容疑者が
授業料の免除が予定されていた入学者の保護者から
学費名目で現金をだまし取ったとして
警視庁に詐欺の疑いで逮捕されました。
この記事では、難波謙二容疑者の経歴について詳しく解説していきます。
事件の概要
2025年6月10日、日本大学重量挙げ部の
元監督・難波謙二容疑者が詐欺の疑いで逮捕されました。
容疑は、2022年に授業料が免除される予定だった
特待生4人の保護者から合計204万円を
不正に徴収したというもの。
虚偽の書類を使い、大学の請求額を水増しして
部の口座に振り込ませたとされます。
さらに日大の調査で、2005年以降
58人から総額約5300万円を不正に徴収していたことが判明。
難波容疑者は部費だけでなく
ブランド品購入や高級車の費用にも私的流用していたとみられています。
大学は容疑者を懲戒解雇し
返金と運動部の管理体制見直しを進めています。
相次ぐ不祥事の中、日大のガバナンス体制に再び注目が集まっています。
難波謙二の経歴は?
名前:難波謙二
生年月日:1961年生まれ
出身地:東京都狛江市
学歴:日本大学経済学部卒業(1984年)
出身大学や専門分野について今までの仕事遍歴
ここからは、難波容疑者のこれまでの経歴を時系列で紹介します。
- 1980年~1984年:日本大学経済学部入学・卒業後山形の中学校教諭(保育体育)
- 1988年4月:日本大学農獣医学部体育助手として勤務開始
- 1993年4月~1995年3月:日本大学農獣医学部 専任講師(スポーツ実技Ⅰ・Ⅱ担当)
- 1995年4月~8月:国学院大学非常勤講師(スポーツ身体文化Ⅰ体育実技担当)
- 2000年:日本大学重量挙げ部監督就任(コーチから昇格)
- 2002年4月~2011年3月:日本大学生物資源科学部教授
- 現職:日本大学重量挙げ部監督
・研究テーマ:ウェイトリフティング
・研究分野:ライフサイエンス・スポーツ科学・トレーニング学
主な業績
・2013年~2020年の8年間、全日本大学対抗ウェイトリフティング選手権大会で日大を優勝に導く
・多数の学術論文を発表
・2023年8月:全日本学生ウェイトリフティング連盟副会長就任
難波謙二容疑者は
学生時代はウェイトリフティングに打ち込み
卒業後に教育の仕事を経て母校に戻り
日大の重量挙げ部を長い間支えてきた人でした。
まとめ
本記事では、日本大学の元教授で重量挙部の元監督・難波謙二容疑者の
経歴について詳しく解説しました。
調べによると、難波謙二容疑者は長年にわたり
重量挙げ部を全国優勝に導いた実績ある人物で
大学教授も務めていましたが
2024年に懲戒解雇。
日大は返金と組織改革を進めていますが
度重なる不祥事により大学のガバナンス体制への批判が強まっています。
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